
人材定着率を向上させる有効な施策とは
2020年の夏、日本の首都である東京にて開催されるオリンピックは、世界中のスポーツファンが注目しています。開催まで2年を切り、インフラ整備やサステナビリティへの対策、オリンピック・レガシーをどう発展させてゆくのか、世界的なイベントに向けての日本の準備態勢には、ますます厳しい目が向けられています。
7月に行われたIOCによる視察では、多くの会場が“Impressive (非常に印象的である)”と評価されました。そのうちの1つが、昨年オープンした新設の武蔵野森林スポーツプラザです。すでに多目的イベントをいくつか開催しており、これはオリンピック・レガシー計画の成果であると言えます。オリンピック・スタジアムやオリンピック・アクアティックス・センターなどの建設途中であるその他の会場も、オリンピック・パラリンピック開催後は公共利用されることが決定しています。
MCI-JCS Japan ディレクター 望月傑氏は、「新しいスポーツ競技場はオリンピック・レガシーとして重要であるだけでなく、2020年のオリンピック・パラリンピック開催後、東京の会議やインセンティブのデスティネーションとしての魅力をさらに引き出す鍵となるでしょう。」と話しています。
また、「新しく建設されるスポーツ競技場は、ホスピタリティ施設の設置が予定されています。このような新しいホスピタリティ施設は、今後のビジネスイベントを拡大し、充実させるでしょう。」と彼は述べています。
↘Biz Event Asia 2018 Volume. 3 (English)