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社内イベントで組織の力を高める

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労働人口の減少、個々の価値観や働き方への考え方も大きく変化する中で、組織にとって重要なのは労働力の確保と労働生産性の向上です。その解決策の一つとして従業員エンゲージメントが注目されています。MCIが考える従業員エンゲージメントとは、従業員が所属する企業や組織の方向性やビジョンに共感し、同僚たちと良好な関係性を築き、仕事にやりがいを感じている状態です。エンゲージメントの高い従業員は、常に前向きな姿勢で仕事に取り組み、仕事のパフォーマンスが高く、組織にも長く留まる傾向があります。従業員エンゲージメントを計測するサーベイやアプリを導入される企業もありますが、実は社内イベントも有効な方法の一つです。

社内イベントとは、企業が社員向けに開催するイベントです。社員のみ参加する場合または取引先や社員の家族も招く場合もあります。
表彰式や周年記念、社員総会といった大きなものから、キックオフイベントやインセンティブ旅行(報奨旅行)、新入社員の研修やチームビルディング、オフィスに社員の家族を招くファミリーデーに至るまで、目的やテーマによって様々です。

社内イベントの目的

・社員コミュニケーションの活性化
・社員のモチベーション向上
・従業員の定着率向上
・経営理念・ビジョンの浸透

従業員エンゲージメントの向上につながる社内イベントの効果

冒頭でも触れたように、MCIが考える従業員エンゲージメントとは、従業員が3つの対象(①企業/組織②チーム/同僚③仕事)に対して強い結びつきを感じているかがポイントとなります。社内イベントが従業員エンゲージメントを向上させると考えられる理由を見ていきましょう。

・企業/組織への共感
社内イベントのプログラムでは、企業のトップが方針やビジョンを発表する機会が設けられます。所属する組織の在り方を改めて理解し共感ができれば、組織に対して愛着を感じるきっかけになるでしょう。
同時に、従業員同士が共通の目標に向かって協力し、同じベクトルで業務に取り組む意識が生まれます。
・チーム/同僚との連帯感
社内イベントをきっかけに、部署内だけでなく、他部署とのコミュニケーションが活発になると、必要な際にアドバイスを求めやすくなったり、アイデアや情報を交換・共有しやすくなるきっかけになります。情報共有が円滑であれば、スピード感のある仕事が可能になります。部署間での連携を高め、業務を円滑にするために、社内イベントは役立ちます。
・仕事のやりがい
成績優秀者の表彰式やインセンティブ旅行(報奨旅行)は、従業員の仕事を評価するためのイベントです。自分の頑張りが社内や顧客から認められることで、やりがいを実感しモチベーションの維持に役立ちます。

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このようにして、従業員のエンゲージメントを高めることができれば、従業員たちの仕事は効率的に進んでいきます。結果、モチベーションの高い従業員により、社内の生産性や仕事の品質が向上し、顧客の満足度が高まります。こうして、会社の業績アップをもたらし、強い組織による持続的な成長につながります。
また、このような取り組みは既存の従業員だけでなく、このような労働環境を求める人材を獲得できる要素にもなることを付け加えさせていただきます。

 しかし、ただやみくもに社内イベントを開催しても、上記のような効果が出るとは限りません。効果を挙げるためには、いかに準備やイベントのコンテンツ作りを行うかが大切です。まずは、社内の課題に基づいたイベントの目的やテーマを定め、そのためのプログラム内容を決定します。実施後には必ず振り返りを行い、次回に向けての改善点を把握する機会にしてください。

MCIでは、課題に応じてプランをご提案いたします。お気軽にご相談ください。
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